精神的効果
障害者乗馬の最良の特徴は、馬を相手に、青空の下で実践できることに尽きるでしょう。
訓練室や養護教室で行っているような訓練を、解放感のある環境で行えるのです。
場合によっては継続的な訓練以上に目覚ましい効果をあげ、知的障害や情緒障害を持った子供の療育の手段ともなり得ます。
こうした運動について、ドイツのアントニウス・クローガー博士が厳密に検証しています。彼はこの問題に関する多くの論文の中で、次のような効果を述べています。
- 不安を軽減する
- 多動を軽減する
- 信頼の度合いを高める
- 自己評価能力を高める
- 自尊心を育む
- 知覚・運動能力を向上させる
- 対人関係のコツをおぼえる
- 攻撃傾向が減少する
- 嫌悪感や恐怖心を減少させる
- 積極的な社会性を発達させる
自閉症の子供にとって、馬は最良のパートナーとなり得ます。
よく訓練された馬は決して人間を拒絶しませんし、正しい合図を与えれば常に一定の反応を示してくれます。
からかうことも、叱ることもしません。そのため他人や社会に対して心を閉ざしてしまう子供でも、馬に対しては心を開き自発的な行動をとるようになるという事例は数多くあります。
2010年03月17日












